総合型?特化型?違いは?
効果的に活用する方法とは
「よし!転職をしよう!」と思ったその時に「自分はこの仕事がやりたい!」という何かがあるでしょうか?それとも「とにかく転職をしたい」という気持ちでしょうか?転職でやりたいことが決まっているかいないかは、エージェント選びに大きく影響します。エージェントを使った転職を成功させるためには、複数のエージェントを掛け持ちした方が良いということに変わりないのですが、転職エージェントの種類には総合型と特化型があるので、ぜひ自分の状況にぴったりのものをうまく使い分けていきましょう。では、総合型と特化型では何が違うのでしょうか、また、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていくことにしましょう。
幅広いジャンルをカバー「総合型」
総合型の転職エージェントは、職種や業界を問わずいろいろな求人を取り扱っています。総合型の最大のメリットといえばやはり求人数の多さ。例えば、「職種は問わないけど給与や福利厚生面ではこだわりたい」という人や、「前の職種から離れて新しいことにチャレンジしてみたい」「自分に何が向いているのかがよくわからない」など、条件にこだわりたい人ややりたい仕事がはっきり決まっていない人は、選択肢が多い総合型のエージェントが断然おすすめです。過去の経験を生かして同じ職種に転職したい人でももちろん大丈夫。どんな職種への転職でもマルチに対応できるのが魅力の総合型は、エージェントを掛け持ちするにあたって1社はキープしておきたいところです。
デメリットとしては、希望条件にヒットする求人が多過ぎて応募先を絞り込みにくくなってしまうことや、転職活動そのものには詳しくても、職種や業界の専門知識はそれほどない担当者のサポートにやや物足りなさを感じてしまうことなどがあります。
やりたいことがあるなら「特化型」
働きたい職種や業界がもう決まっているなら特化型のエージェントがおすすめです。担当のコンサルタントはその業界の専門知識と職務経験が豊富な人ばかりなので、一般的な転職相談はもちろん専門用語だらけのキャリア相談もバッチリです。保有している求人数は総合型に比べれば少ないですが、業界に特化しているのでそうなるのは当然のこと。むしろ専門性の高い人材と企業が集まってくるということで、総合型にはない求人に出会うことができるメリットがあります。絶対にこの業界で働くという強い意志があるなら、特化型の掛け持ちでさらに転職活動を強化することもできますし、他の業界も検討したくなった時のために総合型と併用しておくのも手です。