掛け持ちで注意しなきゃならない事って?
掛け持ちだからこそ気をつけたいことがある
複数の転職エージェントを掛け持ちするのは良いことですが、注意しておきたいポイントがいくつかあります。エージェントの方針やコンサルタントの個性はそれぞれで、質のあまり良くないコンサルタントに当たってしまうことも確かにありますが、転職活動が思うようにいかない原因が利用者側にあると、いくらエージェントを掛け持ちしても満足の結果にはならないでしょう。では、エージェントを利用する上で最低限気をつけておきたいことをいくつかご紹介します。
正直に話すことは鉄則
担当者とのヒアリングで絶対にやってはいけないのが嘘の回答です。経歴を偽ったりないはずのスキルをあると申告してみたりと、後になればわかってしまうことをここで伝えてしまうことで、エージェントにも企業にも迷惑がかかりますし、何より最終的に一番困るのは自分自身です。自分にとって最適のサポートを受けるためには、偽りのない本当の自分の状況を伝えることが大原則です。
また、エージェントを掛け持ちしていることを伝えて良いのかどうかで迷う人も少なくありませんが、掛け持ちの効果を最大限に発揮させるためにも、そのことは全てのエージェントに伝えておきましょう。エージェントの掛け持ちは珍しいことではないので心配無用です。掛け持ちをしていると、個々のエージェントとのやりとりになるので管理が少し大変ですが、それぞれに紹介を依頼しておきながら、やっぱりいいやと思ってそのまま連絡もしないというのは社会人としてあってはならないことなので、しっかりスジは通しましょう。
応募が重複しないようにする
どうしても入りたい企業があるからと、いくつかのエージェントから同時にエントリーしてしまうのは逆効果なだけなので注意が必要です。応募の重複は、エージェント同士は知らなくても、応募する企業は当然全て把握できます。書類選考は抽選ではないので、たくさん応募すれば良いというものではないのです。いわゆる「ダブルブッキング」を避けるためにも、掛け持ちのことをエージェント側に伝えておくことが大事ですね。
掛け持ちのし過ぎには注意
エージェントの掛け持ちの数はあまり多いと管理が大変になってしまうだけなので、3社ぐらいにしておくことをおすすめします。3社で比較した中にイマイチのエージェントがあれば、そこはお断りして新たなエージェントに相談してみるというのは良いかもしれません。最終的にはどこか一つに絞り込まなければならないので、ここだと決めたら他のエージェントにお断りの連絡を入れることもお忘れなく。目標が定まったら、あとはコンサルタントと二人三脚でゴールに向かうのみです。